3DCGポートフォリオの作り方~レイアウトデザイン参考画像
以前、
3DCG業界のポートフォリオの作り方~レイアウト内容と見た目
という記事でポートフォリオの大まかな作り方というものを説明したが、
ポートフォリオにおいてレイアウトは重要である。
レイアウト段階でポートフォリオの質が決まってくる。
今回はもう少し踏み入った作り方を説明しよう。
あと、作品は継続して作ろう。
「作品がないです」
は聞きたくない。
聞きたくないんだからね!
3DCG業界のポートフォリオの作り方
レイアウトデザイン① 【参考画像】
まず、ブック形式で行く前提で話そうか。
ページを開いたときに、特に仕掛けをしなければ右のページがまず最初に着目する。
ここで何を見せればよいか?
そうだなぁ。
やるとしたら、
タイトル
目次
自己紹介
あいさつ文
とかあるね。
自己紹介は中盤や最後にもっていってもいい。
タイトルの場合
ここにタイトルを入れるならば、
フォントデザインにはこだわってもいいだろう。
タイトルだけでもありだけど、背景も入れたり加工したらもっとGoodだ。
目次の場合
目次は絶対に入れてほしい。
これは、見る側への配慮だ。(気を遣いたまえ)
なので、ジャンルごとにブロックで分けて、
そこから作品単位でまた分けていこう。
そこにページ数を記載しておくと親切かもしれない。
また、どこからどこまでがこの作品なのかがわかるように、
この目次で説明しておこう。
あいさつ文の場合
あいさつ文は特になければ入れなくてもいいかもしれない。
まわりくどくなるので、
「とっとと作品見せろよ!」
ってなるかもだし(笑)
どうしても伝えたいことがあれば入れてもいいが、
手短(100文字以内)にしたほうがいいかな。
3DCG業界のポートフォリオの作り方
レイアウトデザイン② 【参考画像】
次は、作品紹介になるけど、
必ずレイアウトするときにコンテンツの配置は、
不変のものと変動するものを分けるようにしよう。
具体的に言うと、
不変にしてほしいものは、
ページ番号の位置
タグの位置
タイトルの位置
タイトル・説明・補足などそれぞれのフォント
(出来れば統一)
などかな?
これって、うまくやれるならこの規則に沿わなくてもいいけど、
導線がブレるとマジで見づらくなるから気を付けたほうがいいよ。
気を付けろよ~
それを考えたうえで、
作品ページのレイアウトを考えていってもらえればと思います。
見せ方は一回自由にやってもらって構わない。
簡単に例を出すと
レイアウト①
これは、作品を強めで表現していくやり方だ。
説明は入れてほしいが、作品のインパクトに自信があるなら、
このやり方でもいいかもしれない。
レイアウト②
4分割にして一つの枠で説明するレイアウト。
バランスはちょうどいいかなって感じ。
レイアウト③
細かく配置していくパターン。
数で見せるやり方です。
デモリール作品の紹介などで使ったりするね。
3DCG業界のポートフォリオの作り方
レイアウトデザイン③ 【参考画像】
あとは、デッサンと自己紹介などを入れておこう。
デッサンは必要でない場合ももちろんあるけど、あるに越したことは無い。
ただ、モデリング志望者は絶対必要だ。
デッサンの見せ方はCG作品同様の見せ方でOKだ。
ただ、レイアウト①のような配置にしてほしい。
1枚づつ見せるか2枚づつみせるかどちらかでいこう。
ちなみにデッサンも多いほうがいい。
人物、背景など
何かに偏ったほうがわかりやすいと思う。
自己紹介は簡潔でも大丈夫だと思う。
こだわりたいなら全然かまわないけど、
やるならセンスある自己PRをして欲しいね。
(おい、見せ場だぞ!)
なんだかんだ一番そこ見ちゃうから(笑)
じゃ、頑張ってください。