シュタイナー教育を受けた日本芸能人にデメリットや批判などは?
シュタイナー教育というものをご存じだろうか?
どういったものかというと、
ドイツの哲学者・教育学者ルドルフ=シュタイナーが提唱・実践した教育。シュタイナーが1919年にシュトゥットガルトに開いた自由学校に始まる。1920年代の自由主義教育の流れを受けた、子供の自主性を尊重した教育。
授業での芸術的体験を通じて意思や感情、思考を子どもの年齢に合わせて育む。70カ国以上に900を超える学校があり、幼稚園のほかに国内で全日制のシュタイナー学校が8校ある(学校法人として認可されているのは2校)。授業料は月額で横浜4万7千円、相模原4万円(施設費含む)。ほかに入学金が横浜40万円、相模原45万円(施設拡充費含む)。志願者数は非公表だが、横ばい状態という。
引用元:コトバンク
上記に書かれているような教育実践なのだが、
そのカリキュラムは独特過ぎる。
下記の4つの構成要素の元でバランスよく成長させていく。
1. 意識としての自我:考える「私」という意識を指す
2. アストラル体(感情):快・不快の感情を指す
3. エーテル体(生命力):成長や繁殖する力を指す
4. 物質としての肉体:体そのものを指す
これを0歳~21歳までを7年期ごとに3段階の発達に分けて教育方法を変えている。
目指すところは、自分で考えて行動が出来るように育てることだ。
授業内容も独特なもので、
・教科書を使わない
・子供に点数をつけない
・芸術的手法の教育
・デジタルメディアを使わせない
・単一教科集中型
といったように、普通の学校で教えられてられている内容とは似て似つかないものとなっている。
海外では歴史がある教育実践のなので、卒業生は柔軟な考え方を持った人間に育つという。
内容が芸術的視点を持ったものなので、芸能界にすすむ者も多数いるという。
シュタイナー教育を受けた日本芸能人
日本にもシュタイナー教育が受けられる学校がある。
まあ、海外に比べると少ないけどそこから芸能人も生まれている。
有名なのは斎藤工。
彼は小学校でシュタイナー教育を受けている。本人は今ではそのことを「個」と捉えていて、その時があったから自分がいると語っているが、
当時が嫌で嫌で仕方なかったと言っている(;´・ω・)
これも親の教育の考え方に影響するのだろう。
また、
若手俳優だけど、村上淳とUAの息子である村上虹郎もシュタイナー教育を受けた人間だ。
彼はカナダの高校で教育を受けている。UAの影響もあるのだろうか?
噂では、黒柳徹子さんもシュタイナー教育を受けていたと言われているが、こちらは確かな情報は無いです。
シュタイナー教育のデメリット・批判
斎藤工が小学校の時に学校が嫌だったというのは理由がある。
斎藤工が通っていたクラスには生徒が7人しかいなかったこと、
地元のサッカークラブに所属していたこともありサッカーがしたかったこと。
なので、途中で転校してしまったようだ。
このように、シュタイナー教育のデメリットを挙げるとすると、
ごく一般的な教育とは違うということ。
日本人の教育文化にとって「普通」「みんな同じ」を善とする以上、このやり方は合わないのではないかという問題があります。
また、日本で実施している学校が少ないというのも問題です。
しかも、シュタイナー教育というのは長期間で教育が成り立つものとしているので、一貫性が無いとブレが出てきてしまうのです。
つまり、続けることが難しいと言われています。
なので親が、教育熱心でない限りこの実践教育を行うのは現状難しいのかもしれません。
もちろん批判もあり、
「世間的な教育」からかけ離れているため、日本人の感覚からは宗教的なものと捉えられることも多く、まともに育たない「発達障害」という酷いレッテルまで貼られてしまう現実がある。
そういった点を踏まえると、一般家庭からシュタイナー教育学校へ通わせることはそう簡単なことではなさそうです。
ネガティブになっちゃったよ(*´ω`*)
ママのためのシュタイナー教育入門 [ ドーリス・シューラー ]