寺門ジモン取材拒否の店2017秋の動画無料視聴はココ！【見逃し対応】
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食の玄人寺門ジモン。
彼がもっとも輝く番組といえば、ひとつしかない。
そう、『取材拒否の店』だ。
現在特番で不定期に放送されるこの一部のコアな層に受けている番組を
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あっ、でもYouTubeとかで観れ・・・
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寺門ジモン取材拒否の店 レビュー
グルメな芸能人は沢山いるけど、寺門ジモンにしか生み出せない独特のグルメ番組が『寺門ジモンの取材拒否の店』。
寺門ジモンが行きつけでオススメのめちゃくちゃ美味い店をアポ無しで訪問し、寺門ジモンの説得だけで取材拒否の店を取材すべく口説き落とすというゆる～い企画だが、実はみどころが多かった！！
そんなのんびり楽しめるこの番組を徹底解説！お店に行きたくなるというよりは、この番組が見たくてたまらなくなる…かも？！
寺門ジモンが芸人だった事を忘れる程、食に本気な番組
寺門ジモンと言えば、言わずとしれた人気お笑い芸人『ダチョウ倶楽部』の一人なわけだが、本当にダチョウ倶楽部の人？それどころか本当にお笑い芸人なの？と疑問さえ覚えてしまう程、
『面白くない』のであるw
いや、正しくいえば、この番組内の寺門ジモンは面白くないから面白い！w
なかなか芸人で面白くないと言われるのはもちろん不本意だと思うが、多分…いや絶対に寺門ジモンは面白いか面白くないかなど気にしない。
彼はこの番組で、面白さを伝えたいんじゃない。
如何に自分の知っている店がとにかく美味いか、それだけを伝えたいという熱が凄まじい。
だからこそ、コメントにせよ、交渉中にせよ、どれだけ料理の美味しさを伝えられるか、店の素晴らしさを伝えられるか、という所に重点を置いているものばかりなのだ。
そんな食に関して熱心で、ややウザイ位の姿は普通のTV番組では見られないものであるため、かなり貴重っであり、長年重宝されている番組なのだと思う。
需要があるにもかかわらず、いつもスペシャル番組止まりなのも、寺門ジモンが紹介したくなるような美味い取材拒否の店を探すのに、丹念に時間をかけているからではないか、と何故か寺門ジモンを労うような詮索をしてしまうのも、この番組で、寺門ジモンが面白いことを言わず、ひたすら好きな店を紹介して、美味しそうに料理を食べているからなのかもしれない。
実際は毎週となるといい意味でちょっとウザめな食への情熱を持った寺門ジモンに『お腹いっぱい』になるから、という理由かもしれない、とも思ってしまうんだけどねw
ユーチューバーの方が編集上手？！番組の気の抜けた編集も◎
この番組の凄いところは、わざとなのか、と疑うほど編集が雑w
下手したら、人気ユーチューバーの方が動画編集のスキルが上なんじゃないかと思うほど気の抜けた編集なのだ。
しかしそれが逆にローカルな感じを生み出していてなんだか見ていて落ち着く。。
取材交渉が成功するまで、寺門ジモンの顔以外は全面モザイクで、どこにいるか手掛かりすら見つからない。
そもそも、生まれてこの方、芸人の顔以外モザイクで隠されている番組なんて見たことがないw
見たことがない人は『そんな番組存在するの？』とにわかには信じがたいだろうが、これが本当に存在するw
テロップも色みは無いし、効果音だって至ってシンプル。
画面は下手したらずっとほぼモザイク。
それなのに、何故かクセになるのだw寺門ジモン本人が、ほぼモザイク姿で店主に交渉して、OKだった時も、ダメだったときも、コメントは基本的に面白くない。
ダメだったときったら、店の都合があるから、とめちゃくちゃ聞き分けがいいのだ。
普通『そこをなんとかなりませんかね？』位食い下がってもよさそうなものなのに、寺門ジモンはそれをしない。
理由は明白で、本人行きつけの大好きな店が、交渉を拗らせて今後プライベートで行きづらくなるのが嫌なのだろうw
そんな番組のためだけに上っ面の食い下がり方をせず、そんな美味い食を愛する寺門ジモンに合わせるようなシンプルで斬新な番組編集も、この番組がいいバランスを取る最大の鬼門なのかもしれないw
ゴールデン番組のようなきらびやかな編集はこの番組には合わないもんw
スタッフにめちゃくちゃに馬鹿にされる寺門ジモン
私はテレビ局のスタッフでもなければお笑い芸人でもない。
だからテレビ業界のことは殆どわからないけど、これだけは言える。
こんだけくそみそにスタッフに馬鹿にされる芸人が見られるのはこの番組しかない。
取材拒否の店は寺門ジモンとスタッフの音声、そして交渉OKしてくれたお店という、すっくないキャラで構成されている番組であって、いかに寺門ジモンが取材拒否の店を口説いて取材させてもらうかにかかっているわけだが、如何せん前述の通り、取材拒否の店がちょっとでもNGな雰囲気を醸し出してきたもんなら、即『没交渉』なわけで。
そうなると番組としてはモザイクしか流せないので困る。
この気持ちを全面に出すスタッフがスゴイw
『ほら、もうちょっと頼んでみて』なんて指示はもちろん、キャラがウザイという寺門ジモンへの軽口（さっき私も言ったなあ…）、交渉前にカバンの中にカメラを隠して持って行けとしつこく迫ったりする狡い感じ、などなど、この番組は寺門ジモンを小馬鹿にするスタッフがいないと進行出来ないのか、と疑う位馬鹿にされる寺門ジモン。
しかし特に嫌悪感を出すわけでもなく、美味い店に取材OKだった時の喜びようときたらないし、料理が運ばれてきた時の『な？！この店俺が行ったとおりうまいだろ？！』と言わんばかりの表情で全て帳消し（？）となっているw
これから紹介するのはサンドイッチ屋さん、というときに『一番美味いサンドイッチはセブンイレブン』と言ったスタッフは本当にやる気あんのかと思ったw
それでも気にしないで『セブンイレブンのもうまいけど、心に残る味じゃないでしょ』と力説した寺門ジモンは人が良いのか馬鹿なのか。
このスタッフのやり取りを良く思ってない視聴者も居るようなのでなんとも言えないが、これも寺門ジモンの寛大さだとか、それだけ仲のいい間柄でいい意味の内輪ノリと捉えてもらえば、純粋に楽しめるスタッフの毒舌なのではないだろうか。
勝手にタレントが上でスタッフの方が下、というテレビ業界をイメージしている私たちに、そんなことはないんだよ、と印象を変えてくれる良心的番組なのかも知れない…それはないか。。
良くわからない例えが沢山出てきてジワッと笑える
散々寺門ジモンがこの取材拒否の店を大切にしており、食を大事に捉えているか説明したわけだが、ここでもう一つ説明しておかねばならないことがある。
それは訳の分からない例えが山のように出てくること、だ。
本人は美味いものを食べた興奮と、見ている人にどれだけうまいか伝えたいという気持ちの一心で絞り出しているのだろうけど、その例えが驚くほどイメージのわかないモノばかりで、爆笑まではいかずとも、クスリと笑えるようなジワッとした笑いが待っているのだ。
忘れてしまいそうになったため、念を押して言っておくが、忘れないで欲しいのはこの番組はあくまでもグルメ番組であり、歴史の長い芸人が全力でぼけていないのにぼけているような感覚を垂れ流す番組ではないw
酷評しているのではない、それだけほかの番組にはない『味』が、この番組にはあふれているのだ！！！
魅力を伝えるためにも、寺門ジモンの言った全力の訳の分からない例えがこれだ！！
『（ハンバーグに対して）お肉なのに生きてる！』
『タンという名のゼリー』
これだけでも訳の分からない例えなのに、なんと寺門ジモンったらとんかつ屋で『普通に美味しい』
とか『ドレッシングが美味い』とか食レポでは御法度であろう言葉まで言っちゃうのだw
一生懸命作った料理を『普通に』美味しいと評価されることがどれだけイラつくことか…！
『美味しい』でいいだろうに！『普通に』はいらねえ！！！
そんな言っちゃNGなワードも簡単に出たり、よくわかんない例えで美味しさが伝わらなかったとしても、奥義がこの番組には隠されているのだった…。
グルメ番組に言葉はいらない。必要なのは美味しそうに食べること
奥義とは一体何なのか…？
それはやっぱり、寺門ジモンがものすごく美味しそうに味わって料理を食べていること！これに尽きる！
長いうんちくも、しつこい解説も、大げさ過ぎるリアクションも、全てはこの料理が美味しいからなんだな、と視聴者に思わせることの出来る食べっぷりこそが、本当のこの番組のみどころなのかもしれないw
番組イチのみどころである寺門ジモンが待ちに待った食事シーンも、なかなか没交渉続きで見られない事の多いところも、この番組ならではの焦らしなのかもw
私たち視聴者が何故かモザイクだらけの番組を見て、交渉失敗する所を立て続けに味わうことで焦らされ、ようやくありつけた取材拒否の店がOKを出した瞬間、2割増で美味しそうに見えるのだから、この番組程変わったみどころを持つ番組はないのかもしれない。
そう言った部分も含めて、寺門ジモンの取材拒否の店のみどころなのだ。
変わった番組が見れるオマケで、美味しい店が知れる位に構えていた方がこの番組は楽しめるから、是非試してみて欲しい！！
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