日本は一夫多妻制ではないので、ひとりの女性としか結婚ができません。もし結婚しているのにもかかわらず他の女性と関係を持つようなことがあれば不倫となり、裁判沙汰に発展する可能性があります。
結婚していなくても、お付き合いをしているパートナーがいた場合、恋人以外の女性と二人きりで会っていたりすると浮気となり、カップル内で喧嘩に発展することがあります。
このような話は女性からしたら当たり前ですよね。
しかし男性の場合、手を出す出さないは別として複数の女性からモテる状況は現在のパートナーとの関係をよくする見方もあります。
言葉だけ聞くと女性には共感されない部分もあるのですが、この記事では恋人の有無、独身・既婚に関わらず男性がモテ続けることの重要性についてお伝えしていきます。
男性の方だけ先にお進みください。
女性はモテる男性が好き
はじめにお伝えしておくべきことは、恋愛市場においてモテる男性の条件に「女性はモテる人が好き」というものがあります。
この心理は動物学的にオスとメスの関係で成立しています。
オスは多くの子孫を残し、メスは強いオスを好むのでこの「強い」の部分が人間界では「モテる」と置き換えられるのです。
昔からサッカー部のエースは注目されることが多いからモテていたし、芸能人の素人時代の話を聞くと確実にモテエピソードが出てきます。ホストは職業柄モテることが仕事なので当たり前にモテるし、経営者は経済力の面で女性からモテるる。そしてその事実がさらにモテる状況を作り出しています。
つまり年収が高いとか顔がかっこいいといったスペックよりも、「なんか知らんけどあの人はモテるから好き」という理屈が先に通るのです。
事実はそこまで重要ではなく、イケメンだけどモテない男よりも、フツメン以下なのにめっちゃモテる男のほうに魅力を感じるのです。
顔で売っていないお笑い芸人が地方の営業でイベント出演した際に、若い女性からキャーキャー言われることありますよね。あれもこの理論です。
しかし、これがパートナーになると話が変わってきます。
モテる男性と交際したり結婚した女性は、高確率で浮気されたり不倫されたりします。理由は単純にモテるからです。
パートナーがいるとわかっていても言い寄ってくる女性はいるので、ついつい魔が差してしまう機会はたくさんあるのです。
その行動に対して女性は不信感を抱くのですが、ここで矛盾が発生しています。
どういうことかというと、女性は浮気をされたくないと口では言うけど、浮気できるような環境にいるモテ男を好きになるのです。
以前、ダウンダウンの松本人志さんと女優の夏菜さんが「ダウンタウンなう」という番組で浮気についてトークをされていたことがありました。
夏菜さんは「私8割方浮気されるんですよ、彼氏に」と打ち明け、浮気をする男性としない男性の見極め方を教えてほしいと、松本さんに疑問を投げかけたんですよね。すると松本さんは「浮気しない人をあなたは好きにならないじゃない」と答えたんです。
これが矛盾です。
ですがこの矛盾は夏菜さんだけが抱えているわけではなく、夏菜さんレベルの美人であればあるほどその傾向があります。
やはり美人は優秀なオスを手に入れやすいので、必然的によりモテる男性を好きになるよう遺伝子がそうさせているのでしょう。
するとこの心理、見方を変えるといまのパートナーに浮気はしてほしくないけど、モテない人であって欲しくないという願望が女性には少なからずあることが伺えます。
彼女や妻以外からモテておいた方がいい理由
彼氏や旦那がモテまくっていると不安に感じる女性は多いですが、モテなさすぎるのも女性にとっては喜ばしい状況ではないのです。
女性の気持ちとしては「数ある女性の中で私が選ばれている」というポジションを確立したいので、パートナーには多少モテる存在であってほしいのです。
とはいえ、他の女性にうつつを抜かされることを良しとする人もあまりいません。「モテる男でありながらも私だけをみてほしい」これに尽きます。
なので、あなたにパートナーがいたとしても相手の自尊心のためにも、パートナー以外からモテておいて損はないのです。
むしろモテないということは自分磨きを怠っている可能性が高いです。
多くの男性は、パートナーと一緒に暮らすようになってから男としての魅力が下がる傾向にあります。
平日会社で働いて帰りはいつも21時過ぎで食事を一緒に食べることもできず、飲んで帰宅すると「酒くさっ」と言われて煙たがられる。休日はずっと眠っていたいのに「どこかでかけたい!」と言われ適当な格好で街ぶらデート。記念日に無頓着でサプライズもしたことない。ここ最近彼女から「かっこいい」と言われた記憶もないけど大丈夫そ?
みたいな展開はよく起きます。
別にこれでお互い仲良くやれているなら問題ありません。ですが、男性がパートナーに対していつまでもキレイでいてほしいと願うように、向こうもいつまでもかっこよくいてほしいと思っています。
だからお互いに自分磨きは一生続くのです。
しかしその自分磨きは、現在のパートナーのために頑張ることはもうできないかもしれません。関係が長く続けば続くほどマンネリ化していくので、今更彼女からモテてもな~と思う心理は避けられないでしょう。
でもパートナー以外の女性からモテるためであれば、かっこいい自分を見せるための努力をしますよね。
男性しかいない職場から女性比率8割の会社に出向することになったら、ワイシャツも新調するし、ヒゲはいつもより剃り残しがないかまめにチェックするし、普段気にしないような口臭もスプラッシュシトラスの香りでケアする気になるかもしれません。
その努力ができるのは男性が持っている多くの女性からモテたいオスの本能があるからです。この本能は男性レベルを上げてくれるので仕事にもプラスの影響をあたえます。パートナーもよりいい男に感じてくれるはずです。
それと交際も結婚も、きっかけ一つで解消となる場合もあります。夫婦の3組に1組が離婚する世の中なので、あなたはいつでも独身になる可能性があるのです。
そんなときに他所で親密になれる女性の存在が複数あることは精神的にも楽ですよね。
恋人同士であれば「きみと別れたら僕はもう終わりなんだ!」と気迫迫る勢いで一緒にいるよりも、「女はいくらでもいるけどきみと一緒にいたい」というマインドのほうが彼女からはモテます。
そしてこれまでは、あなたにパートナーがいたから周りの女性は積極的なアプローチをしてこなかったけど、離婚や破局したのであれば女性側からあなたに近寄ってくるかもしれません。
ただし、これはあなたにパートナーがいてもモテる存在であることが条件です。
モテない男性が離婚や破局してもただの独身男性になるだけなの気をつけてください。
パートナーができるとモテはじめる理由
あなたもしくはあなたの周りで、「彼女ができて(結婚して)からモテはじめた」という現象が起きたことありませんか?
その理由はシンプルです。
男性側に「価値」が生まれているからです。価値とは、女性が男性に対して感じる価値です。
たとえば冒頭でお伝えしたモテないイケメンの話ありましたよね。
イケメンはモテる印象を持つと思いますが、モテないのであればその男性は顔以外に価値がないことを意味します。
たとえばホストはカッコイイことが前提にありますよね。
ホストクラブの世界は人気商売なので、お店には必ずNo1、No2といった格付けを可視化した看板が飾ってあります。それを争う形でホストたちは夜な夜な女性たちを口説いています。
そのような競争を勝ち抜いているであろう、激戦区の歌舞伎町でNo1ホストをしている人物の価値ってめっちゃ高いと思いませんか。
多少お金を奮発してでも指名してみたいと考える女性は多いです。そしてどんな楽しいトークをしてくれるんだろうと期待に胸が弾ませながらお店に向かうことでしょう。
対して、人気下位グループのホストをわざわざ指名しようとは思いません。なぜなら価値を見いだせないからです。
他にも身近な例でいうと美容師があります。
あなたはこの職業に対してどういう印象を持っていますか?
やはり多くの女性の髪を切る仕事なので接客として接触する頻度は普通の男性よりも多いし、髪を切るだけではなく会話も重要視される世界ですから必然的にトークがうまくなります。
それに女性から見られる職業なので身だしなみはキレイにしているし、女性の髪の毛に触れるということは少なからず相手から心を許されている状況といえます。
このような要因から美容師は女性からモテやすい職業という印象を持つでしょう。
てか実際美容師はモテるし、彼女はいるし、ある程度年齢いってたら結婚しているか離婚しいてたりします。
そもそも美容師ってどのお店に行ってもかっこいい人しかいないですもんね。そこに疑問を感じるひとはいないと思います。
ですが、僕が通っているメンズ専門理容室の担当には彼女がいません。
カットしてもらっているときに会話の中で「今週末はどこか行かれるんですか?」と聞かれたので「彼女とさいたまの音楽フェスに行きます」と答えたら「いいですね~僕も相手がいたら行きたいですね~」って言われたんです。
このときの僕の心境としては「こういう仕事してる方で彼女いないって珍しいな」と。
要はモテそうなのに実際モテてないってやつです。
男性の見方としては「そういうやつもいるよな」ですが、女性からすると「この人に価値がないんだな」と思われます。
結局パートナーの有無はその人が信用できるかどうかという部分にも関わってくるのです。
イケメンに彼女や奥さんがいれば、「そりゃこんないい男をほっとく女はいないよね」になります。ここは理解できるじゃないですか。
でもフツメン男性でも「フツメンだけど彼女いる(結婚している)ってことは彼になにか価値があるんだろうな」となるのです。これがブサメンだったら「なぜあんなブサメンに相手がいるの?きっと私の知らない魅力が何かあるはず!気になる…」という思考になったりします。
つまりあなたにパートナーがいるのであれば、いないときよりも女性からモテやすい状況が生まれているのです。
誤解を招くので言っておきますが、僕は別に浮気をしろと言っているわけではありません。モテやすい状況にいるならモテておいて損はないということです。
ぜひパートナー以外にもモテる環境を作ってみてくださいね。
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