モテない男性がモテるためにできるもっとも簡単かつ具体的な行動は、清潔感を出すことです。
これは女性からモテるだけでなく仕事で人と関わる以上、清潔感のある身だしなみはマナーだと思っておいてください。実際に営業職をしている男性の場合、清潔感のあるとないとでは前者のほうが案件を獲得しやすい傾向にあります。
それだけ見た目は相手に与える印象を大きく左右するので、あなたがもしモテようとしているなら、まずは清潔感から見つめ直してみてみましょう。
ただ、100点を目指すにはお金も労力もそこそこかかってしまいます。
なのでこの記事では2万円で最低限の清潔感の出し方を具体的に解説していくので、入門編として読み進めてみてください。
非モテ男性に清潔感がない理由
前提として何十年も前から清潔感のある男性がモテると叫ばれているにもかかわらず、非モテ男性が清潔感を出さないはなぜだと思いますか？
理由は主に２つあります。
ひとつは、めんどくさいことです。
非モテ男性は、相手にどういう風にみられるかをほとんど気にしていないので、見た目に労力をかけたがりません。
別に半年くらい美容室に行っいてなくてもいいし、冬になると肌がカサカサになるけど気にしないし、標準体重を大きく上回って体臭が漂っても自分には害がないので、2日に1回のペースでカップラーメンやポテトチップスを頬張ってもOK…といった考え方です。
このような状態でモテようとするほうが難しいのですが、自分を変えるめんどくささが上回っているので「こんな自分でも好きになってくれる女性」を探しつつ、自分は趣味に没頭する毎日を送るのが非モテ男性の特徴と言えるでしょう。
なので世間から「清潔感を出しましょう」なんて言われたところで、めんどくさい気持ちになるのはわかります。実際めんどくさいしね。
ですが女性を見てください。
彼女たちは見た目にすごく気を使っています。
スキンケア・ヘアケアを徹底し、あまり濃すぎない程度のあっさりメイクを施し、食事はなるべくオーガニック食材で自炊を心がけ、言葉遣いや振る舞いに注意を払い、TPOに合わせた服装を着こなしています。
これは男性にモテるためだけではなく、身だしなみを整えるためです。
メイクひとつにしても、人前に立つ仕事をされている女性でノーメイクな方はほとんど見かけません。男性がいる食事会にノーメイクで来る女性もほとんど見かけません。これは相手に対して不快感を与えないようにするマナーと考えているからです。
女性だって毎日メイクするのめんどくさいと思っています。でも、ノーメイクで人と接するということは、武器を持たずに戦場に向かうようなものなのです。
つまり自分かけた労力に対して相手にもそれ相応の清潔感を求めるのが女性なので、朝起きてそのまま来たような男性に興味を示すことはないのです。
非モテ男性は、ありのままの自分を受け入れてもらおうとはせずに、重い腰を上げて清潔感のある自分で勝負していきましょう。
そして２つめの理由は、清潔感の出し方がわからないということ。
これを今から説明していきます。
2万円で最低限の清潔感を出す方法
できれば100点の清潔感を出してほしいですが、清潔感がゼロの状態からそこを目指すのは難しいし、お金もそこそこかかります。
なので今回は不潔と思われないラインを目指してみましょう。
それを2万円と設定とした場合、費やす項目は以下の通り
- 美容室 5,000円
- 整髪料 1,000円
- スキンケア 2,000円
- 洋服10,000円
です。
多少値段が前後するかもしれませんが、要は「ヘアスタイル」と「肌」と「服装」に気をつかってもらいたいのです。
一応ここがクリアできれば現状よりかは清潔感のある男性になれるはずなので、これからお伝えすることを実践してみてください。
美容室で5,000円のカット
まずヘアスタイルを整えましょう。
男性は女性を見るときに顔をみるか胸をみるか局部集中的視点で見がちですが、女性は体全体の雰囲気を見ています。なので100点を目指すなら身に着けているアクセサリー、服装、手、指先や足先、靴、持ち物といったところまで徹底していきたいところです。
とはいえ今回は最低限の清潔感なので、もっともそれを感じとりやすい「髪型」を作っていきます。
1回の美容室にかかるカット費用は高くても5000円くらいです。それを毎月1回の頻度で通うようにしてください。
一般的な美容室に通う頻度は20代～30代男性だと3ヶ月に1回がもっとも多く、ついで2ヶ月に1回とされていますが、それだと清潔感はキープしづらいです。
髪の毛は切ったその日がもっとも清潔感のある状態で、そこから日数が経つにつれて清潔感が失われていきます。女性視点だと30日を過ぎたあたりから見た目の変化を敏感に察知されると思っておいてください。
これは髪の毛が伸びてしまうことだけが問題ということではなく
- 襟足やもみあげがすっきりしていない
- セットがしずらくなる
- 全体のバランスが崩れる
といった部分が不潔な印象を与えてしまうので、メンテナンス的な意味合いで月１回の美容室通いを強くオススメしています。
髪の毛は「伸びたから切る」のではなく「見た目を整えるために切る」ものだと思っておくといいですね。
それと、ヘアスタイルは担当美容師の方に任せるようにしましょう。
プロ目線で自分の髪のクセに適したヘアスタイルを提案してもらい、施術してもらうほうが圧倒的にかっこよくみえます。
1,000円の整髪料を使う
美容室で髪の毛を切ったら整髪料をつけるようにしましょう。
カットしてくれた美容師から施術後に「整髪料なにかつけていかれますか？」と聞かれると思うので、そこで「わからないのでお任せしたいです」と伝えましょう。
おそらくワックスかジェルをセットしてくれると思います。そこでオススメの整髪料を聞いてみてください。大体1,000円で買えるものでいいでしょう。
で、このとき大事なのは、その髪型を自分でセットできるようにしておくことです。わからなければ美容師に聞けばセット方法を教えてくれるので安心してください。
いままでワックスをつけてこなかった場合、ヘアセットのやり方に戸惑うかもしれませんがこれも慣れです。今後はワックスやらジェルなどつける習慣を取り入れてください。
なぜ整髪料をつけるのかというと、大抵のモテる男性は整髪料をつけて髪型を整え、大抵のモテない男性は整髪料をつけずに髪の毛がボサボサだからです。これがすべてだと思います。
もちろん例外もありますが、髪の毛が乱れている状態は男性が思っている以上に女性は気にしています。整髪料をつけるかつけないかで非モテ印象を払拭できるなら、めんどくさくてもセットしていきましょう。
それと、ひとつだけ非モテ男性が髪型でモテるポイントをお伝えしておくと「おでこ」を出すヘアスタイルにすると清潔感は出やすいです。
基本は美容師のおまかせでいいんですが、おでこを見せる形のヘアスタイルをつくれるならそのほうが一気に雰囲気を変えられるので個人的にはオススメしています。
これはモテるために必要な「自信」をつけるためです。
というのも自信がある人はおでこを出す傾向にあるんですよね。
これは統計を取っていないので確かではありませんが、格闘家、経営者、アスリート、できる営業マンなどはおでこを出した髪型である傾向が高いです。
逆に非モテ男性の髪型はおでこが見えていることは少ないです。
自信があるからおでこを出しているのか、おでこを出したから自信がついたのか。これは正直わかっていません。
ただ、いずれにせよ量産型大学生みたいなマッシュルームカットの男性よりは、仕事ができるデコ出し社会人風ヘアスタイルのほうが自信のある人にみえるし清潔感もでるので女性ウケはいいです。
ぜひおでこを出していきましょう。
スキンケアを2,000円で済ませる
髪の毛の次は肌です。
スキンケアは今の時代、男性もしていかないとモテません。
もちろんモテる男性は何もせずにモテている可能性はありますが、非モテは武器が必要なので努力でカバーして魅力を向上させていきましょう。
それで、スキンケアといっても何をすればいいのかわかりませんよね。
ここでは肌がカサつかないorベタつかない程度のケアをしておけばOKです。
たとえばNIVEAクリームは全身のスキンケアに使える商品です。値段も缶の丸い定番のやつなら500円程度で購入できます。
そのクリームを肌が露出している部分（顔、手、首）に塗るようにしてください。それだけで潤いのあるサラサラな肌が出来上がると思います。
毎晩お風呂上がり、そして人と会うときに塗るようにしましょう。それだけで大丈夫です。
肌のメンテナンスが行き届いているだけでも非モテ感は消えていくので徹底していきましょう。
あと唇にもリップクリーム塗るようにしたいですね。
冬とかだと唇のカサつきは目に留まりやすいので、500円とかで買えるものを塗るようにしましょう。
洋服を予算10,000円で揃える
最後は洋服です。
衣服は清潔感と同時にセンスも問われます。非モテ男性は総じて私服がダサいので、モテなさそうな雰囲気をここで払拭する必要があります。
理想は雑誌「MEN’S NON-NO」をみてそれと同じ服を購入して着回していくことですが、雑誌に出てくる服はブランド品なのでそれらを揃えると予算を大幅に上回ってしまいます。
なので今回はユニクロで勝負服を一着買い揃えるようにしましょう。それで10,000円以内で収まるかと思います。
具体的にどのような服がいいのかですが、これは検索すると一番わかりやすいです。
たとえば「ユニクロ 1万円 コーデ 秋」といった具合で調べると、ファッションコーディネーターの方が親切にユニクロに行って、購入して自ら商品を着用して紹介してくれる動画がたくさん出てきます。
こういったコンテンツはシーズンごとに公開されていますし、着こなす人物の背丈骨格も様々なので自分に合うコーディネーター（じゃなくてもいいです）を見つけて、同じ服をユニクロで購入しましょう。
間違っても自分のセンスで買わないようにしてください。少しでも自分のオリジナルが入ると一気にダサく見えてしまいます。
あと、正直靴選びも大事なんですがそこ考えると予算オーバーなので今回は含んでいません。
ただし靴もボロボロのスニーカーや先端が尖った革靴は女性から不評なので、安く済ませるなら無難な「adidas/STAN SMITH」か「adidas/SUPERSTAR」という定番スニーカーでよいかと思います。
靴も１～２年履いたら新調するようにしましょう。洋服もユニクロの商品であれば１シーズン終わったら新しい服をまた買うほうがいいですね。
衣類はトレンドが変わりやすく、ユニクロなんて毎年お店に並ぶ商品はアップデートされていきます。
すると、いつまでも同じものを来ていると時代遅れな服装になりがちだし、自分の年齢と服装が釣り合わなくなってくる場合もあります。
なので消耗品だと思ってボロボロになる前に捨てましょう。
爪や鼻毛もマメに切ろう
これは番外編ですがお金をかけずに清潔感をキープする方法はいくらでもあります。
たとえば爪と鼻毛をマメに切ることはマストでしてほしいです。
女性は男性を全体的にみると伝えましたが、そのなかでもよく見がちな部位が「手」です。
女性が男性の手をみる心理は相手の男らしさを知るためで、男性独特の力強い手のひらや分厚い手かどうかをチェックしているといわれています。
女性の細い指と比べると、男性は自分にはない力強い手を持っていることから、自分をしっかり守ってくれる男らしい人なのかどうか、手からわかる男らしさを感じ取りたいのです。
しかし、その手を見たときに爪が伸びていると不潔な印象を与えてしまいます。爪が長いだけでなく爪垢がたまってたりするとさらに印象が悪くなるので、7日に1回は切るようにしましょう。
同じく鼻毛も伸びていると最悪です。
髪の毛を月１で切って、ワックスでセットして、スキンケアを徹底していても鼻毛が出ていたらすべて台無しです。
これはどんなにカッコイイ男性でもたった一本の鼻毛が目に留まっただけで、ダサくなります。年齢を重ねれば重ねるほど鼻毛は伸びて来やすいので、対処法としては鏡を毎日みて鼻毛チェックをするようにしてください。
鼻毛も気を抜くとすぐ生えてくるので週１ペースで切るように心がけましょう。これらは無料で出来るモテケアなのでがんばってください。
清潔感を出すより不潔さをなくす
以上が最低限の清潔感を2万円出す方法でした。
清潔感が大事と伝えていきましたが結局のところ、不潔と思われなければいいわけです。
もちろんその度合は女性によって変わるので、明らかに清潔感がない男性でもモテたりすることはあります。
目が見えないくらい前髪下ろしている黒服に身を包んだバンドマンとか、髭モジャモジャで太っているライトヘビー級の格闘家がモテまくっているのも見たり聞いたりすることありますよね。
彼らは清潔感を凌駕するくらいに、モテる要素を多く兼ね備えているから問題ないのです。
しかし普通の会社に勤める一般的な社会人は、どうしても清潔感無しでは相手にされません。
非モテ男性は「外見じゃなくて中身を知ってほしい」と思うかもしれませんが、そのためには「中身を知ろう」と思わせなければいけません。
漫画「鬼滅の刃」は、作品は面白いけど絵が下手だとよく言われていました。
しかし、アニメになった途端に再評価されて漫画がバカ売れし、人気コンテンツに成り上がった経緯があります。
これは原作を見てもらうための外見の部分に力を入れた結果、中身が評価された例です。
人間関係でも同じように、相手に自分の中身を知ってもらいたいなら外見に興味を持って貰う必要がありますよね。
だからといってメンズ美容クリニックに通ってヒアルロン酸注射を打ったり、GUCCIやFENDIの高級ブランド服を身にまとう必要はありません。
一般大衆から不潔な男性と思われないような身だしなみをすればいいだけです。
それは自分判断ではなく「相手がどう思うか」で行動してください。
自分のなかで清潔感のある身だしなみができたと思ったら第三者にみてもらいしょう。そこで得られるフィードバックから改善していけば自ずと不潔感は消え、清潔感のある男性に仕上がってきます。
それらが習慣化していけば女性の見る目は変わってくるので、ぜひ今日から取り組み始めてみてくださいね。
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